1964
蔦井株式会社が始まる前 創立前
蔦井株式会社創立前には特許ベントナイトミキサーの製造販売を行っていた。このベントナイトミキサーは、日立建機株式会社の認定を受けた装置であり、軟弱地盤の名神高速道路安八~羽島工区での施工時にはこのベントナイトミキサーが活躍した。また株式会社藤田組・株式会社熊谷組・竹中土木株式会社等多くのゼネコンにも採用された装置であった。
このベントナイトミキサーを持って名古屋に進出。蔦井株式会社が生まれることになる。
蔦井株式会社の始まり
昭和38年8月1日 熊田正三28歳、岐阜市から名古屋市へ出て、個人事業主として会社を始める。
昭和39年3月6日 名古屋市東区七小町99番地に蔦井株式会社は設立される。
社名“蔦”は雨にも負けず どんどん伸びる植物のため水が必要ということで井戸の“井”をとり“蔦井株式会社”とした。
熊田正三、春日一良、永井かねを、富田一彦の4名、事務所は10坪位で 電話1本、2t貨物トラック1台(835,000円)と応接セット(231,500円)からのスタートだった。
設立当初は、株式会社熊谷組 資材部から愛知用水の各現場(佐久間・浦川・大嵐等)への資材運搬の仕事を請け負った。資材だけでなく時には、米や味噌といったものまで運搬をした。
第1期決算の売上高は、35,967,326円だった。