平成から令和へと時代が移り、蔦井では長年培ってきた自転車駐車場業務のノウハウをより多くのお客様にご活用いただくべく、東海エリアにとどまらない広域的な営業活動、公募型プロポーザルへの参加を始めた。当初は苦戦の日々が続いたが、地道な取り組みが実り、令和4年1月に関東地区で初となる東京都東久留米市の自転車駐車場整備事業を受注。PFI(Private Finance Initiative/民間資金等活用事業)に準じた手法により、既存8カ所の自転車駐車場の管理運営期間中に新たに2カ所の自転車駐車場を建設する事業で、施設の設計から施工、管理運営、放置自転車の対策まで、包括的な対応が求められるプロジェクトであった。
当社は建築設計事務所、建設会社とコンソーシアムを組み、市民にとっての利便性や安全性に重点を置いた建設計画および効率的な管理運営方法を提案、受注するに至った。
令和5年6月に開設した「東久留米駅西口第1自転車駐車場」に続いて2カ所目の新設自転車駐車場となる「東久留米駅西口第2自転車駐車場」が令和6年4月に開設予定。一連のプロジェクト完了後も蔦井は東久留米市のパートナーとして、同市が掲げる「市民に安定した利用環境と良好なサービスを提供する恒久的な自転車駐車場の確保」への貢献に努めるとともに、本実績を新たなアピールポイントとしながら、関東エリアにおける自転車駐車場業務の受注拡大に奮励していく。
2022 令和4年
1月